普通の日々を求めて 1

普通が良かった。 元から感性が普通であったならば私は否定されることも私を否定し続けることもなかった。 もっと普通のものがいい。普通に学校で友達を作り、普通のJポップを聴き、普通の洋服を好み、普通に週末は友達と遊びに行く。 周りの同じ子供の誰もが持っている感性を私の中に入れ込み、誰にも迎え入れられ、その…